luica_diary

オタクが好き勝手語るブログです

忍殺アニメイシヨン#1「ボーン・イン・レッド・ブラック」他感想

・きた!ネット配信版が世に出た去年の今頃、各所で炎上しまくった伝説の1話だ!
・私は当時の炎上騒ぎを受けて、「そこまで言われるとかどんなひどいアニメなんだ…」と気になって1話を視聴したので、まんまと炎上商法に乗ってしまっていました。当時を思い出す懐かしい流れだ…
・初見の頃は「なんだこれ…なんだこれ…」って呆然としながら見てた記憶があります。ちょいちょい入るFlash演出や面白い語彙に毎回笑わせられていた。でも原作読破した今では、フジキドさんの一挙手一投足、果てはFlash戦闘でさえ「カッコイイ…ひたすらカッコイイ…」と胸をときめかせてしまう有様なので、もう完全に 研 修 済 み ですね。ミーム汚染の広がりを感じる。

・初見の時と現在では、まったく同じ内容の映像を見ても、受け取り方がまったく違うようになっているので不思議ですね。これは原作においても言えることだけど、アニメという映像媒体だとその傾向が顕著だ…
・そんな感じで、研修済み読者の視点で改めてシヨン2周目を鑑賞したいと思います。前置きが長い!



・なんか最初にスターウォーズみたいな説明文出てきたんですけどなんですかアレ。いきなりキンカク・テンプルでハラキリ儀式うんぬん言われても「????」という反応しかできない。すごい雑な「これまでのあらすじ」だ…千年単位の歴史をたったの十数行で済ませやがった…
・OPは配信版と同じだ!土下座するフジキドさんに被せるようにしてタイトルロゴが出るとこほんと好き

・そしてその直後に出るダークニンジャことフジオ・カタクラ氏。初見のみなさーーーん!!このOPで毎回花火見てる人が私の推しですよーーーー!!!フジオっていいますよろしくねーーーー!!!!!ああかわいい……私の推しがこんなにもかわいい…
・1カメ→1カメ→1カメの流れいつ見てもおもしろい



◆Aパート「ボーン・イン・レッド・ブラック」原作wiki

・そしていきなりフジキドさんが瀕死
・最初なんかめっちゃ音量小さいな!?せっかくのオフェンダーさんの台詞全然聞こえなかった 意図的な演出(朦朧とするフジキドの意識を反映した?)なのか単なる事故なのか私には分からない
・オフェンダーさんに「洒落が分からねえな」って言われるフジオかわいい(もはや何でもかわいいしか言えない病気)

・オフェンダーさんが顔面鷲掴みにされるシーン、静止画→動画の流れるような切り替わり方はいつ見ても美しい。シヨン最終話でもこのヌルッと感全開なシーンがあって感動した覚えがある。こういうとこ無駄に芸が細かいのほんと腹立つな…(褒めてる)
・フジキドさんの目が赤く光るとこかっこよすぎてつらい シヨンのフジキドさんは眉毛がキリッとしててかわいい でも突然の魔法中年変身バンクはやっぱり笑う

・シヨンではハイライトの色がキャラによって効果的に使われてますけど、フジキドさんのハイライトは緑なんですよね。そして過去回想の時も緑色の画面。
・フジキドさん視点のフジオの立ち姿めっっっちゃ美しいな…特に腰…くびれた腰…下から舐めるようにして上がっていくカメラすごくけしからんのですが…これがフジキドさんから見たフジオだというのか…
・フジキドさん…あなた気付いてないみたいだから敢えて言わせてもらうけど…もうそれは恋だよ…腐女子的見地からのアドバイス

・ミュルミドンさんとの戦闘、疾走感あふれまくりでかっこよさしかない 「草木も眠るウシミツ・アワー」のくだり何度見ても最高すぎ!!!!特に風が吹いてなくてもたなびくニンスレさんのマフラーかっこいい!!!特に意味もなく高い場所から見下ろしたがるナラクモードのニンスレさん大好き!!!
・ニンジャ処刑用BGMの良さも相まって最高に高まる ニンスレさんとミュルミドンさんの問答かっこいいよお…「果たして戯れ言かな」ってほんとね 戯れ言じゃなかったよねすごいよね

・そしてフジオである。通信端末が青いのは装束の色に合わせてトータルコーディネートした結果なんですか!?!?フジオにイタ電かけまくりたいよお~~~

・改めて思うけど、この配信版1話はほんっっとに完成度が高いなあ…惚れ惚れするほど完璧な構成と演出だよ 私達が初めて原作小説を読んだ時の困惑や謎の笑いを完全再現する1話。今見返すとかっこよさしかない。



◆Bパート「マシン・オブ・ヴェンジェンス原作wiki


・アーソンさんエエ声や…運転手の顔もちゃんと把握してるアーソンさん…運転手がルート間違えてもいたずらに怒鳴り散らすことなく「おいルートが違うぞバカめ」って優しい声で叱ってくれるアーソンさん…シヨンのアーソンさんは間違いなく萌えキャラ アーソンさんがカトンを得るに至った過程とかを描いたスピンオフが求められる
・「当たらなければカトン・ジツは意味がない!」の疾走感はんぱない

・「ニンジャスレイヤーの投げるスリケンは、そこらの石つぶてとは格が違うのだ!」のところ、ニンスレさんがスリケン投擲して着地するモーションかっこよすぎません???リプレイ不可避

・スミスがニンスレさんをボートに引き上げる時、慌ててるけど落ちないようにしっかり乗せてあげるところにスミスのやさしみを感じる



◆ED

・地上波版でもまた毎回EDアーティスト変わるの!?しかもpillowsとか大御所もってくるあたり本気だ…こういうところにばっかり予算使うからほんともうバカ!シヨンは翻訳チームが好きなアーティストを思う存分起用したいがための企画なんだよ分かってるよ!音響面にかけては妥協を許さないその姿勢いっそ清々しい
・私の推しバンドであるランクヘッドが起用されないかな~って密かに期待し続けてます 忍殺の雰囲気に合ったカッケー曲もいっぱい作ってるバンドなのでぜひ…楽曲のクオリティの割にセールスが芳しくないことを音楽雑誌でネタにされるバンドですがぜひ…